衛生管理者

「衛生管理者」「安全衛生推進者」「衛生推進者」違いを簡単に解説


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こんにちは!

衛生管理者のやまさき こうじです。

最近、「衛生管理者」が気になるけど、「安全衛生推進者」「衛生推進者」ってあるなあ。違いってなに?どうやったらなれるの?どれがおすすめ?

と疑問に思っているあなたへ記事を書いています。

本記事の内容

  • 「衛生管理者」「安全衛生推進者」「衛生推進者」の違い
  • 「衛生管理者」「安全衛生推進者」「衛生推進者」になる手順
  • 「衛生管理者」がおすすめな理由

本記事を書いているボクは32歳のときに、第一種衛生管理者を、独学で一発合格しました。

カンタンに、わかりやすく解説しますね!

衛生管理者・安全衛生推進者・衛生推進者 5つの違い

主に5つの違いがあります。

 

  1. 試験の有無
  2. 選任するために必要なもの
  3. 職場の人数
  4. 職場の業種
  5. 主な業務内容

 

ざっくり言うと、

 

  • 50人未満の職場では、「安全衛生推進者」または「衛生推進者
  • 50人以上の職場では、「衛生管理者

 

が必要です。

1. 試験の有無

「衛生管理者」「安全衛生推進者」「衛生推進者」になるための試験の有無です。

試験

  • 衛生管理者・・・あり
  • 安全衛生推進者・・・なし
  • 衛生推進者・・・なし

2. 選任するために必要なもの

「選任」とは職場で「衛生管理者」「安全衛生推進者」「衛生推進者」として選ばれることです。

必要なもの

  • 衛生管理者・・・試験に合格し、免許の取得が必要
  • 安全衛生推進者・・・必要なし(資格要件あり
  • 衛生推進者・・・必要なし(資格要件あり

「資格要件あり」とは、主に「安全衛生の実務経験(年数)」のことです。

安全衛生推進者 資格要件–東京労働基準協会連合会

3. 職場の人数

職場の人数によって違います。

人数

  • 衛生管理者・・・50人以上の職場で必要
  • 安全衛生推進者・・・10人以上50人未満の職場で必要
  • 衛生推進者・・・10人以上50人未満の職場で必要

4. 職場の業種

職場の業種によって異なります。

業種

  • 衛生管理者・・・50人以上のすべての業種で必要
  • 安全衛生推進者・・・10人以上50人未満の19の業種で必要
  • 衛生推進者・・・10人以上50人未満の上記19の業種以外の業種で必要

安全衛生推進者が必要な19の業種(林業〜機械修理業)

安全衛生キーワード–職場のあんぜんサイト–厚生労働省

5. 主な業務内容

「衛生管理者・衛生推進者」は衛生の業務、「安全衛生推進者」は安全衛生の業務になります。
共通する仕事は、労働者の安全と健康を守ることです。

業務

  • 衛生管理者・・・衛生に関する技術的事項の管理
  • 衛生推進者・・・衛生に関する措置
  • 安全衛生推進者・・・安全衛生に関する措置

衛生管理者・安全衛生推進者・衛生推進者になる手順

「安全衛生推進者・衛生推進者」は同じ手順です。

衛生管理者

  • 安全衛生技術試験協会が行う試験に合格する
  • 東京労働局へ免許を申請する
  • 労働基準監督署へ選任の報告をする

安全衛生推進者・衛生推進者

  • 資格要件(安全衛生の実務経験)を満たした人を選任する
  • 職場で周知する

衛生管理者をおすすめする理由

衛生管理者をおすすめする理由は、

衛生管理者がいれば便利

衛生管理者がいれば、衛生推進者はいりません。

また安全衛生推進者が不要になる業種もあります。

急にスタッフが50人以上になっても、衛生管理者がいればあわてずに済みますね!

衛生管理者は国家資格

国家が認定している資格です。

民間資格とは重みが違います。

衛生管理者は資格の更新がないため、一度とれば一生モノです!

衛生管理者は企業に必要とされている

50人以上の職場で衛生管理者がいないと、その団体は法律違反になります。

だれも法律を犯したくないですよね?

なので衛生管理者の資格を持っていると、企業からの評価は上がります!

衛生管理者になる方法をくわしく知りたい方は、

衛生管理者とはどんな資格?知識ゼロから最短合格までを簡単に解説

の記事をどうぞ。

知識ゼロから衛生管理者になるまでのはっきり道筋をイメージできますよ

衛生管理者とはどんな資格?知識ゼロから最短合格までを簡単に解説!

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自分にできるかな?

ここまで読んだ方で、

「とはいえ衛生管理者って、国家資格だからむずかしいでしょ?社会人だし、働きながら資格をとるなんて、ムリじゃない?」

と思うかもしれません。

大丈夫、問題ないです!

衛生管理者 働きながら合格できる理由

  • 高い合格率
  • ざっくり2人に1人は合格しています。
    受験するには労働衛生の実務経験が必要なので、ほとんどの人が働きながら受験。
    50人に1人の義務があるため、落とす試験ではありません。
    合格させる試験です!

  • マークシート試験
  • 5つの選択肢から1つを選ぶ、マークシート試験です。
    一語一句おぼえる必要はありません。

  • 6割得点したら合格
  • 4割落としてもOKです!

  • 過去問をマスターすれば、合格ラインにとどく
  • 試験問題の7〜8割は、過去問の焼き直しです。
    残りの2〜3割も、過去問の周辺知識がほとんど!

  • 毎月1回以上、受験のチャンスあり
  • 短期間に何度もチャレンジできます。

合格できる要素がいっぱいです。

初学者でも衛生管理者に一発合格できますよ

市販の教材で衛生管理者に一発合格したボクが自信をもってオススメする「問題集」と「参考書」があります。(2冊で3千円くらい)

ボクの「勉強方法」もガッツリ紹介!

お金をかけずに合格したい方は【2023年版】衛生管理者 初学者に最適な「問題集」と「参考書」の記事をどうぞ!

2023年版 衛生管理者 最強のテキスト&問題集
【2023年版】衛生管理者 初学者に最適な問題集と参考書

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まとめ

まとめ

衛生管理者・安全衛生推進者・衛生推進者

おさらいです!

衛生管理者・安全衛生推進者・衛生推進者 5つの違い

  • 試験の有無
  • 「衛生管理者」のみ試験あり。

  • 選任するために必要なもの
  • 「衛生管理者」は免許が必要。
    「安全衛生推進者・衛生推進者」は実務経験が必要。

  • 職場の人数
  • 50人未満と50人以上で異なる。

  • 職場の業種
  • 10人以上50人未満の19の業種は、「安全衛生推進者」が必要。

  • 主な業務内容
  • 共通する仕事は、労働者の安全と健康を守ること。

衛生管理者・安全衛生推進者・衛生推進者になる手順

  • 「衛生管理者」・・・試験に合格して免許を取得し、職場で選任、労基署へ報告
  • 「安全衛生推進者」「衛生推進者」・・・職場で選任と周知

衛生管理者をおすすめする理由

  • 衛生管理者がいれば便利
  • 国家資格
  • 企業に必要とされている
  • 合格しやすい

今回は以上になります。

「衛生管理者」「安全衛生推進者」「衛生管理者」の違いがわかったあなたが、次にすることは1つです。

衛生管理者になるために、試験の申し込みをしましょう!

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山崎 康嗣です。独学で第一種衛生管理者試験に合格しました。最短で合格するための情報を発信しています。 その他の保有資格は、社会保険労務士、宅地建物取引士、日商簿記2級、毒物劇物取扱者。

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